6月›June, 2002‹

#11 2002.6.8 (Sat)
前に書いた事とずれるが、
僕が理想とする究極の音楽は
「楽譜のない音楽」である。

フリージャズとは違う。
数名でやる以上、
いくらかの打ち合わせは必要だ。
コード進行とか。
でもそれ以外は何も決めない。
決めるのはその瞬間瞬間の、
演奏者の作る空気みたいなものか。

楽譜のある音楽を否定するわけではない。
ただ音楽が自己表現であるならば、
他人の作った楽譜を吹くなら
その人の代わりに表現しているに過ぎないし、
過去に自分が作った曲を吹くのなら、
それは過去の自分を表現しているに過ぎない。

もちろんその為には、
その瞬間の自分の音楽性を
100%表現できるだけの技術が必要だ。
生易しい事じゃない。
でもピリピリするような音楽のフィールド。
そんな演奏をしてみたい。

#10 2002.6.6 (Thu)
楽器を始めて間もない頃の事を思い出した。

あの頃は新しい楽譜をもらう度に新鮮だった。
吹けるようになる、ならないではなかった。
ただ何も考えずに吹いていたあの頃が、
ある意味音楽に対して純粋だったかも知れない。

今はあの頃よりも技術も付き、
音楽の知識や練習方法なども知っている。
「音楽をする方法」も知っている。
のめりこみ方もあの頃より強い。
でも、実際には淡々とシステマティックな練習。
本番の楽しさは相変わらず。
でも練習の新鮮さがなくなった。
音楽に対して大人になった。

時々はあの新鮮な気持ちを
思い出して吹くのもいいかもしれない。

#9 2002.6.5 (Wed)
自分でキリ番1616など取っちゃってみたり。

やっとアレンジがめどが立ち、
あとは確認と印刷だけとなりました。
これまで精神的にしんどくて、
日記や掲示板の返信は
避けてたっつうかできなかっていたんですが、
昨日?(このレベルで日にち感覚あやしい)返信しました。
大量にかきこんでくださっていて嬉しい限り。
これからもぜひぜひ書き込みまくってください!
ガンガン音楽ネタをふってくれたらもっと嬉しい!
そんな感じ。