をするという、高度な音楽性が要求される。
■そもそも吹奏楽は歴史の深い音楽ではない。元はマーチやブラスバンドから発展した音楽なので、「吹奏楽のスタイル」というものは、 まだ発展途上にあるのだ。そういう意味で、様々なジャンルの曲をやることは、吹奏楽の可能性を探る一つの手立てであると思えなくもない。 ■オーケストラにしても、ピアノやチェンバロの曲をオーケストラでするということは普通に行われている。JAZZにしてもラテンを取り入れたり、 様々な分野からの影響を受けてその姿を様々に変化させてきた。こうした、あれもこれもという大いなる好奇心が音楽の世界を発展させてきたのでは ないだろうか?なんだか話が大きくなってきてしまったが。 |
てもの努力をするべきである、
と無難な答えになってしまう。 ■だけどそれ以上に、吹奏楽にしか出せない、吹奏楽特有の音楽性というものを学び、追求するべきであると思う。だから僕は吹奏楽をやる限りは オリジナルをやるのが一番だと思う。 ■しかし、一般的にも吹奏楽のもつ一番の魅力は、大勢の考えの違う人間が一つの場所に集まり、一つの音楽を作っていく、そしてその中に 音楽以上の何かが生まれるということだと思う。少なくともアマチュアバンドにはその性質がある。そしてそれは吹奏楽に限った事ではないはずだ。 ■色々な「やりたいこと」を持ち寄った人たちが、それをぶつけ合い、そこから生まれるものを聴きに来てくれた人たちにみせる、そのことは 決して否定されるものではないはずだ。 ■吹奏楽をやっているみなさんは、吹奏楽というものをどのように捉えているのだろう?考えた事のない人も是非一度考えてみたら、 改めて吹奏楽が好きになったり、演奏に対する姿勢が変わったりするのではないかな、などと思ってこのコラムを書いてみました。 感想待ってます!! |
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