ということに
よっている。 ■音色は、叩いたときに出来るだけ楽器自体の振動を邪魔しないようにバチをすばやく離すこと、最も響きの作れるポイントを叩くこと、 この2点に集約されるのではないだろうか。 ■機動力も、正しいポイントを出来るだけすばやく叩く、これはもう筋肉と瞬発力の問題だろう。ゆえにこれらを鍛えるためにはひたすら基礎しか あるまい。フォームを確認しながら、バチが常に同じ軌道を動けるように、その精度を上げるしかない。 ■幅広さは、叩き方のパターンがどれだけ多いかになる。どこを叩くのか、どのくらいの強さで、どのくらいの間楽器にバチを当てるか、 そのパターンが多ければ多いほど幅広さがでてくる。
■最後に弦楽器だが、吹奏楽で用いられる弦楽器といえば殆どの場合コントラバスだけである。ハープやチェロなどは特別な時にしか用いられない。 弦楽器の場合には奏法は大きく分けて二つ、弾く(ひく)か弾く(はじく)かである。はじく場合には、指で弾くピチカー |
トと弓を使ってはじく方法がある。もっとも、
弓ではじく場合には短いストロークと言えなくもない。 ■音色は、そのストローク、ひき方が大部分を占める。ストロークの場合にはどれだけ弓を当てるか、どれくらいの強さでひくかが問題になる。 はじく場合には、指を離すタイミング、強さが問題になる。これは打楽器のそれと似ている。また、左手のポジションの押さえる強さも重要な要素だ。 ■機動力は、弓のストロークワーク、右手の瞬発力、そして左手のポジショニングの素早さ・正確さが必要だ。弓や指を離しすぎれば遅くなるし、 話さなすぎれば響きを抑えてしまう。楽器の安定性も問題になってくる。 ■幅広さは、上2つを踏まえた総合力の問題になる。各奏法に対して、どれだけ正確な弾き方をできるかということだ。
■以上は、前にも書いた通り、僕の主観が大きく入っている。特にフルート・打楽器・弦楽器に関しては、知識・経験ともに少ないため、 間違ったことを書いていたり、足りていないこともあるだろう。指摘がありし次第書き直 | ||
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